直接的な見返りを求めないこと

人付き合いで「自分に損得があるのか否か」で判断する事が多々あると思います。「その依頼の私への見返りは何ですか?」とか「ヘルプしたのに何の感謝もなかった」とか・・・。ちょっとだけ考えを柔軟にして、直接的な損得や見返りを求めないようにしてみてはいかがでしょうか。金は天下の回り物、というのと同様に損得や見返り、感謝は間接的に回ってくるものだ、と思えば直接的な相手に対する期待値が下がります。


例えば、喫茶店のコーヒー一杯に、どれぐらいの間接的な協力があるのかを想像してみて下さい。普段口にする食事に、どれぐらいの間接的な協力があるのかを想像してみて下さい。生産者〜流通業者〜卸業者〜小売業者〜家庭へと、目には見えていませんが誰かが誰かを援けて社会と世間は成立しているのですから、その恩恵を十分に感謝しましょう。