解りやすく伝える、という難しさ

説明やプレゼンの機会がある時に、まずぶち当たる壁が「どの程度まで噛み砕いて解りやすく伝えればいいのか」という命題だと思います。同業だからここまでは解るだろう、的な甘い考えで資料を作成して、プレゼンしても生あくびばかりされるとショックを隠せないと思いますが、残念ながら見通しが甘かったということです。


ではどの程度の噛み砕きが必要でしょうか。私的には「小学生にも解るまで噛み砕く」こと、「要するに何を言いたいのか、という軸を持つ」こと、最後に聞き手の理解度に応じて表現を柔軟に変更できること。以上3点が解りやすく伝えるコツだと思っています。


軸を持って一貫性を保ったプレゼンはぶれません。あれもこれもどれも、とかき集めた資料をただ並べても無意味です。軸に沿っているかいないかで篩いにかけましょう。小学生にでも解る説明、という目安があれば、噛み砕くレベルも終着点が見えますね。聞き手の理解度は、この説明で大丈夫かな?と確認しながら徐々に噛み砕いたレベルを上げながら説明していくことで、どの程度の理解度があるのかが見えてきます。

ブログやプレゼンの資料を作成する際のご参考にしていただければ幸いです。